先日こういう御相談がありました。
講演会の内容をボイスレコーダーに録音しているが、原稿に起こさなくてはならない。
再生して聞きながらタイピングをすると何度も再生しながらなので時間がかかる。
音声入力ソフトを購入したので使い方を教えてほしい。
持参なさったソフトが「AmiVoice」というソフトでした。
取扱説明書などの印刷物は一切同胞されておらず、
画面を見ながら、ヘルプを見ながら使用方法を模索し、
どうにか音声ファイルの変換と取り込み、アプリケーションへの自動入力方法が
解り、無事お帰りになりました。
それから2日後、1本の営業の電話。
話を聞いてみると、音声入力ソフトの販売をしてほしいとのこと。
とりあえず、パンフレットを送ってくださいと伝え、送ってきたのが
なんと「AmiVoice SP」のパンフレットでした。
後日担当の女性が来校しソフトの説明を受けました。
なんと、これが前後逆ならば、スムーズに使用説明ができたのになぁ。。。
さて、その音声入力ソフトですが、私が知っている音声入力ソフトは認識が悪く
誤字脱字の嵐の時代のものでした。それに加え、声を覚えさせるためのトレーニングも必要だった。
今のソフトは非常に認識率が高く、通常の会話のスピードで入力ができます。
更に、辞書の切り替えがあり、単語の認識率も高く、ユーザー辞書の登録も可能。
さらに、さらに、各アプリケーションソフトへの直接入力も可能。
いやいや、正直ここまで来たか! という感想でした。
タイピングのスピードを競って練習した時代が懐かしい。
タイピング3級くらいのスピードはゆうに超えるスピードで入力されていきます。
多少の誤字があるにしろ、便利になったものです。
昔は、
「スタートボタンを押してください」というとマウスではなく、指で押す方もいて
「いやいや、指ではなくマウスで!」という笑い話もありましたが、
いまは、「指でどうぞ!」の時代が来ました。
スマートフォンやipadのタッチパネルもしかり、どんどん新しいIT機器が生まれています。ipadに無線のキーボードをつなぐとまるでPCのようです。
オフィスでのITの使い方と日常生活でのITの使い方、
利用者の目的によって、使うIT機器も使い方も分かれてきました。
私どものスクールは受講生が希望の授業を行うことが多く
いろいろな方がお見えになります。
先ほどの音声ソフトもそうですが、携帯のメール送受信や
ipadとPCの同期のとり方、無料クラウドサービスの使い方など。
中には、手紙文の添削や職歴書の書き方をというパソコンに関係ないような
ご依頼もあります。
皆様の駆け込み寺であり続けたいと思っています。